阪神の江越大賀外野手（２８）が３日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、２００万減の１１００万円でサインした（金額は推定）。

　今季は主に代走、守備固めで３１試合に出場したが、わずか３打席で無安打に終わった。「今年は開幕ですぐケガして。そこから１軍上がったんですけど、やっぱり前半終わってから最終戦まで上がれなかったので。本当に力になれなかったというか、ここ何年かそうですけど、本当に悔しいシーズンだったと思います」と唇をかんだ。

　プロ８年目の来季は、外野手では糸井に続く年長者となる。「自覚もありますし、覚悟しているので。本当にダメだったら最後だと思うので。それぐらいの覚悟を持ってやりたいなと思います。（プロ入り後）一番、今、（覚悟を）持っています」と悲壮な決意を語った。