阪神 江草氏入閣へ 2軍投手コーチ要請に前向き 有望左腕の育成託した

 阪神が来季の2軍投手コーチとして、球団OBで西武、広島でもプレーした江草仁貴氏(41)へ入閣を要請していることが11日、分かった。本人は前向きで受諾する方向だ。

 江草氏は2002年度ドラフト自由枠で阪神に入団し、05年のリーグ優勝に大きく貢献。桟原、橋本とのトリオは「SHE」と呼ばれ、貴重な左腕として存在感を示した。

 11年のシーズン中に西武へトレード移籍。12年には地元球団の広島へ移り、16年は25年ぶりの優勝を経験。17年限りでユニホームを脱いだ。現役引退後は介護事業を運営。大阪電気通信大の野球部コーチとして指導者の経験も積んできた。

 阪神は今秋ドラフトで2位の鈴木(創価大)、3位の桐敷(新潟医療福祉大)ら将来有望な左腕を指名した。及川ら伸び盛りの若手もおり、先発、中継ぎ両方の経験がある江草氏は適任。11年ぶりのタテジマ復帰で手腕発揮が期待される。

 これで5人が退団した2軍の組閣は完了。近日中に正式に発表される見込みだ。

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