阪神 スタメン復帰の近本は2安打 西勇は5回4失点と不安残す 練習試合

 8回、右前打を放つ近本(撮影・北村雅宏)
8回阪神、無死一塁、右前打を放つ阪神・近本光司=甲子園(撮影・飯室逸平)
2回、マウンドで汗を拭う阪神・西勇(撮影・北村雅宏)
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 「練習試合、阪神7-5大和高田クラブ」(4日、甲子園球場)

 阪神が6日から始まる、巨人とのCSファーストSに向けた練習試合第2戦で、逆転勝利を収めた。

 先発の西勇輝投手は5回5安打4失点。二回1死二塁から大山の失策でピンチを拡大すると、1死満塁から安岡に先制の2点適時二塁打を浴びた。さらに、2点を失い、一挙に4失点。勝負の短期決戦を前に、不安を残した。

 打線は四回2死一塁から、大山が左越えに適時二塁打。さらに、五回2死からはサンズにソロが飛び出した。サンズの一発は10月16日のフェニックス・リーグ、ヤクルト戦以来だ。

 2点を追いかける八回は3連打で満塁とし、熊谷が同点の2点適時打。さらに、山本の犠飛で勝ち越しに成功した。

 右ハムストリングの張りから実戦復帰を果たした近本は、四回無死で左翼線にポトリと打球を落とし、二塁打を記録。八回無死一塁でも右前打を放った。守備でもスライディングキャッチの好守を見せるなど、CSに向けて状態は万全のようだ。

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