阪神・矢野監督 ガンケル絶賛「完ぺきじゃない?」 八回途中4安打無失点の好投

 8回途中、交代を告げられマウンドを降りるガンケル(左)=撮影・北村雅宏
 9回、ベンチから自軍の攻撃を見るガンケル(撮影・北村雅宏)
 5回、力投するガンケル(撮影・飯室逸平)
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 「阪神0-0ヤクルト」(20日、甲子園球場)

 阪神は首位・ヤクルトとの今季最終戦で痛い引き分けとなった。

 打線は5安打無得点に終わったが、先発・ガンケルは7回2/3を投げ、4安打無失点と圧巻の投球。三振も9つ奪うなど、文句のつけようがなかった。

 前回10日の同戦では3回2失点で早々に降板。“リベンジ登板”でこれ以上ない投球を披露した右腕は「いい仕事できたね。0点に何とか抑えて、ゲームを作ることができたことが良かったよ」と満足そうに振り返った。

 矢野監督も「いやいや、もう完ぺきじゃない?コーナーもしっかり行って、インサイドも攻めながら、丁寧に丁寧に行きながら、それでも球の力もしっかりあったんでね。本当にこう、大事な試合っていうのはね、ガンケルもよく分かっている中でね。コントロールミスや、そういうのも少なくてね、こういうピッチングをしてくれたというのが…うん、こういう試合になったと思う」と絶賛した。

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