阪神が2点を先制「何としても返したい」大山適時打、サンズが中犠飛

1回、左前に先制タイムリーを放つ大山(撮影・飯室逸平)
1回、大山は左前に先制適時打を放つ(撮影・山口登)
2回阪神1死満塁、阪神ジェリー・サンズは左犠飛を放つ(捕手 広島・坂倉将吾)=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神-広島」(30日、甲子園球場)

 阪神の大山悠輔内野手(26)から先制適時打が飛び出した。仲間たちが作ってくれたチャンスに4番が応えた形だ。

 初回先頭の近本、中野が玉村から連打でチャンスメーク。続くマルテは中飛に倒れたが、二走・近本、一走・中野の両走者ともがタッチアップを狙い、次の塁へと進塁した。この積極走塁が後に大きな意味をもたらした。

 絶好機で打席に入った大山は燃えていた。カウント2-2からの7球目、左腕が投じたチェンジアップを強振。打球は遊撃・小園の頭上を越える左前適時打となり、三走・近本が悠々と本塁に生還した。

 「前の3人が作ってくれたチャンスだったので、何としてもランナーを返したいと思っていました。先制点を取ることができて良かったです」と大山はコメントした。

 1点を取った後は、なおも1死満塁の絶好機でサンズがきっちりと中犠飛を放ち、追加点を奪取。玉村の立ち上がりを攻め込んだ。

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