阪神、両リーグワースト64失策 大山、ロハスの拙守に矢野監督「プロとして恥ずかしい」

 6回、ロハスは宮崎の打球を後逸する(撮影・山口登)
 5回、大山の悪送球で桑原の出塁を許す(一塁手・サンズ)=撮影・飯室逸平
5回、大山は桑原のゴロを捕球し一塁へ悪送球(撮影・山口登)
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 「阪神9-3DeNA」(26日、京セラドーム大阪)

 阪神は10安打9点を奪い、投打がかみ合って勝利。カード勝ち越しを決めた。この日敗れて、巨人が広島戦で引き分け以上の結果を残すと4月3日以来の2位転落となる状況だったが、13度目の首位陥落危機も阻止した。

 投打はかみ合ったが、“守”はかみ合っていなかった。5-1で迎えた6回、無死一塁から宮崎の左前打を処理しようとしたロハスがトンネル。一走の本塁生還を許すタイムリーエラーとなった。

 五回には失点にはつながらなかったものの2死一塁から大山が平凡な三ゴロを一塁に悪送球。チェンジのはずが、一、三塁とピンチを拡大。その後2死満塁となったが、ガンケルが踏ん張った。これでチーム失策数は64で両リーグワーストだ。

 どちらのプレーもベンチで首をかしげていた矢野監督は「今日もプロとしては恥ずかしいような守備のミスもありましたし、これでいいとは思えない部分もありますけど」と苦言を呈した。ただ、続けて「失敗しながら何とかチャレンジして、次につなげていくような、そういう戦いをしていきます」と次戦を見据えた。

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