阪神13度目首位陥落危機を阻止 ガンケル好投7勝目 近本は先頭打者弾

 3回、サンズは2ランを放ち、笑顔で近本とベンチに向かう(撮影・山口登)
 3回、大山は佐藤輝の犠飛で生還する(撮影・山口登)
 7回、好リリーフで後続を断った及川(37)をハイタッチで迎えるガンケル(撮影・飯室逸平)
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 「阪神9-3DeNA」(26日、京セラドーム大阪)

 阪神は10安打9点を奪い、投打がかみ合って勝利。カード勝ち越しを決めた。この日敗れて、巨人が広島戦で引き分け以上の結果を残すと4月3日以来の2位転落となる状況だったが、13度目の首位陥落危機も阻止した。

 初回に近本が自己最多9号となる先頭初球本塁打で先制した。

 同点の三回には、無死二、三塁で中野の二ゴロの間に勝ち越しに成功。なおも1死三塁でサンズの自己最多となる20号2ラン、さらに、大山が中越え三塁打、佐藤輝の中犠飛で加点し、この回一気に4点を挙げた。

 5-2の七回には、無死一、二塁で中野が右前適時打をマークした。さらに、続くサンズの打席で二盗を狙って悪送球を誘い、もう1点を追加。その後、2死一、二塁となり、守備から途中出場の島田が右前適時打を放って、DeNAを突き放した。

 八回1死二、三塁では中野が中前適時打でこの日3打点目を挙げた。

 先発・ガンケルは7勝目。再入国後初の実戦登板だったが、6回1/3を6安打2失点(自責1)と安定感は健在だった。

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