阪神 サンズが特大の2打席連発 大山は2戦連発 アーチ攻勢で快勝し首位陥落免れる

 3回、ソロを放ったサンズはハッピーハンズをしながら迎えられる(撮影・田中太一)
 4回、ソロを放ちナインに迎えられる大山(撮影・田中太一)
 最後を締めた馬場(手前)からウイニングボールをもらう二保(右)=撮影・高部洋祐
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 「阪神9-3広島」(14日、京セラドーム大阪)

 阪神は打線が爆発し、広島に快勝。首位陥落は免れた。

 先制したのは広島だった。前夜に続き、阪神は初回から失点。先発・二保が2死一、二塁から坂倉に適時打を浴びた。

 ただ、この日は打線が二回に反撃する。相手のミスも絡んで作った無死一、二塁の好機で梅野が同点適時打。さらに、1死一、三塁からは近本が勝ち越しの犠飛を放った。

 三回にはサンズの5階席に飛び込む18号ソロで突き放す。四回はまたサンズ。2死一、二塁から7階席と8階席の間の壁に直撃する19号3ランで試合を決定づけた。大山も2試合連続の12号ソロで続いた。

 さらに、七回無死では大山にまたも一発が生まれた。サンズの2打席連発は20年8月27日・中日戦(甲子園)以来、通算2度目。大山の2戦連発は6月3日・オリックス戦(甲子園)、4日・ソフトバンク戦(甲子園)以来、通算10度目となった。

 投げては二保が六回途中を3失点。移籍後初白星をつかんだ。2番手・及川は1回2/3を無安打無失点。3番手・アルカンタラも無失点で締めた。

 巨人が中日に勝利し、負ければ首位陥落の試合で首位の意地を見せた。

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