阪神・矢野監督「4点は重たかった」鯉キラー西勇が初回炎上、またも100勝目お預け

 1回、広島打線に連打を浴び、先制を許す西勇
 5回、野間(右)にソロを浴びる西勇
 先発し投げ込む西勇
3枚

 「阪神3-9広島」(13日、京セラドーム大阪)

 ヨーイドンの4失点が重かった。阪神は後半戦開幕投手を託した鯉キラー・西勇が初回にまさかの大炎上。プレーボール直後の京セラドームがため息と悲鳴に包まれ、矢野監督は渋い顔で振り返った。

 「丁寧に行こうとしてるんやけど、高くなって、追い込んだところで打たれるというケースが。2点ぐらいならね、流れとしてはまだ…。4点はちょっと重たかったかなと」

 初回、1死一塁から小園に先制の右中間三塁打を浴びると、ズルズルと失点を重ねた。坂倉の遊ゴロ併殺崩れ間に2点目を失い、松山の右中間2点二塁打と開始23分で瞬く間に4点を失った。

 二回以降はリズムよくアウトを奪ったが、五回は野間に2号ソロを被弾。結局、6回5安打5失点で7敗目。節目の通算100勝目は4度目の挑戦でも届かず、西勇は敗戦の責任を背負い込んだ。

 「後半戦のスタートだっただけに立ち上がりを大事に行きすぎてしまい大胆さに欠けてしまいました。大事な初戦でチームに迷惑を掛けてしまいました」

 これで6月18日・巨人戦(甲子園)で今季4勝目を挙げてから、4連敗。指揮官は日頃から「勇輝(西)が投手陣を引っ張ってくれる」と信頼している。優勝戦線を勝ち抜くためには、大黒柱の復調が何よりも必要だ。

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