岡田彰布氏 TG第3戦へ「坂本と岡本を起こしてもうたのがな」キーマンは西勇輝

5回、ソロを放つ岡本和(撮影・神子素慎一)
キャッチボールする西勇(撮影・神子素慎一)
 4回、ソロを放つ坂本(撮影・神子素慎一)
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 阪神、オリックスで監督を歴任したデイリースポーツ評論家・岡田彰布氏が10日、甲子園で行われた阪神-巨人戦で本紙の解説を務めた。「初回で終わってもうたな」と試合を振り返りつつ、第3戦に向けて「坂本と岡本を起こしてしまったのがな」と分析した。

 岡本和は第1戦で3打数無安打に終わるなど、やや状態を崩しているようにも見えた。この日も初回、無死満塁の場面で阪神・伊藤将のチェンジアップに腰が引けた状態で空振り三振。続く二回の第2打席も内角142キロの直球に詰まって中飛に倒れていた。

 坂本も直近5試合で18打数4安打。交流戦明けは打率1割台と低迷していたが、11号ソロを含む3安打猛打賞を許した。岡本和には代わった石井大が直球を左翼席へ放り込まれた。七回の中犠飛も捉えられた打球だった。

 1勝1敗で迎える第3戦。阪神は勝てば前半戦の首位ターンが確定するが、一方の巨人は勝てば再び1・5ゲーム差に接近する重要な一戦となる。「岡本は最初の三振を見るとちょっとしんどそうやなと思ったけど、気持ちよくホームラン打ってたもんな。坂本も3安打か。巨人からすればいい流れよ」と指摘した上で「阪神はきょうの流れを止めることができるかどうかやろうな。西勇も状態はあまり良くないように見えるけど、踏ん張れるかやな」と展望していた。

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