阪神・矢野監督「勝ち越しは明日なんで、明日勝ち越しできるように」と力強く宣言
「阪神1-8巨人」(10日、甲子園球場)
2位・巨人との首位攻防戦第2ラウンドは完敗だった。それでも試合後、矢野監督は「今日で(試合は)二つなんで、勝ち越し(を決めるのは)は明日なんでね、明日勝ち越しできるように頑張ります」と力強く誓った。
巨人戦には7勝7敗のイーブンの状態となった。2連覇を果たしている宿敵の実力は十分に分かっているからこそ、指揮官の言葉は熱を帯びていく。
「去年のチャンピオンのチームでもありますし、僕らはジャイアンツを意識して戦うチーム。常に意識していきますけど、ジャイアンツだけを意識して戦うわけにはいかないので、いい意味でモチベーションにして他のチームも全力で戦っていきます」
前半戦も残り4試合。なんとか首位ターンで終えたいところだ。「向こう(巨人)も疲れているし、でもこっちもね。そういう中でみんな全力出して食らいつこうとしているんで、結果や勝ちという形で結びつけられるように、あと四つ戦っていきます」。目の前の試合を、一戦必勝の姿勢で戦っていく。16年ぶりのリーグ優勝に向け、ここからさらに一丸野球で戦いに挑む。