阪神 坂本が粋な演出 ベンチに短冊「二保さんが勝てますように」

 阪神ベンチにつるされた「二保さんが勝てますように-」と書かれた短冊(撮影・飯室逸平)
 ベンチに二保の移籍初勝利を願う短冊(撮影・金田祐二)
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 「ヤクルト-阪神」(7日、神宮球場)

 チームを盛り上げるアイデアマンが、七夕に行われる試合を前に粋な演出を行った。

 試合前練習が開始される直前、坂本が手にしていた一枚の黄色い長細い紙阪神ベンチの奥へ貼り付けた。そこには「二保さんが勝てますように」。チームの願いを込めた七夕の短冊だった。

 この日の先発はソフトバンクから交換トレードで移籍した二保。阪神に交換トレードで加入した選手が移籍後初登板初先発で初勝利を決めれば、巨人から移籍した1979年の小林繁以来、42年ぶりとなる。

 「歴史に名を連ねていけるように。まずは試合を作ることが大事。『二保は使えるな』と思ってもらえるような投球をしたい」と意気込む右腕を後押しした形だ。

 先日には米大リーグ・パドレスで本塁打を打った打者にメダルをかける儀式が行われているのをまねて、坂本が金メダルを手作り。最近は本塁打を打った選手がベンチに戻ると首にかける儀式でチームが盛り上がっている。

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