【藤田平氏の眼】阪神・大山に期待 夏場のV争いへ“4番の打撃”

 「中日0-6阪神」(24日、バンテリンドーム)

 2本のヒットを、きっかけにしてほしい。17打席ぶりの安打を含む2安打2打点の阪神・大山だが、当たりの出なかった時期はグリップの位置を変えたり、左足を上げる高さを低くするなど迷いが感じられた。背中の張りから筋肉に影響が出て、自分のスイングができなかったのかもしれない。

 ただ、その中でも大事なのは基本だ。ボール球には手を出さないこと。これまでは相手バッテリーの誘い球に手を出して、フォームを崩しているようにも見えた。相手は4番に対して甘いボールを投げてくれない。その状況下で、打てるボールを2ストライクまで待つ意識を大事にしてほしい。

 これから夏場にかけ優勝争いをしていかなければならない。ヤクルト・村上、巨人・岡本和もさらに調子を上げるだろう。大山に“本来の4番”としての打撃を期待している。

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