阪神・藤浪 満塁ピンチで押し出し、さらに走者一掃タイムリー許し降板 4点差に

 7回、藤浪は堂上に走者一掃の適時二塁打を許す(撮影・山口登)
 7回、押し出し四球を与え勝ち越しを許した藤浪はぼう然とする(撮影・田中太一)
 7回、藤浪はビシエドに押し出しの四球を与える(撮影・山口登)
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 「中日-阪神」(23日、バンテリンドーム)

 同点の七回から2番手で登板した阪神・藤浪晋太郎投手(27)が中日に勝ち越しを許してしまった。

 先頭の桂には初球に159キロの直球を投じながら四球で出塁を許す。続く三ツ俣はバント失敗で1死を奪ったが、大島に右前打、代打・福留に四球と満塁の好機を与えてしまう。

 初回に先制ソロを放っている高橋周を156キロ直球で見逃し三振に仕留め、2死となり左翼席の阪神ファンが沸き返る。ただ、ビシエドにフルカウントから158キロ直球が決まらず押し出し。続く堂上には走者一掃の適時二塁打を右中間に運ばれ、さらに点差を広げられてしまった。

 2-6となった時点で、ベンチは石井大への交代を選択。悔しい29球となった。石井大は溝脇を遊撃へのライナーに抑えて、これ以上の失点は免れた。

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