阪神・佐藤輝 1イニング3タイムリー呼ん打 聖地大好き!甲子園打率1位・310

 2回、サンズの適時二塁打で本塁へ激走する二走・佐藤輝
 2回、右翼線に二塁打を放つ佐藤輝
 3回、内野安打を放つ佐藤輝
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 「阪神7-1巨人」(18日、甲子園球場)

 虎キラー攻略の足がかりとなる強烈な一打を浴びせた。阪神ドラフト1位・佐藤輝(近大)が巨人先発のメルセデスと初対決。一振りで完璧に仕留めた。

 鮮やかな先制劇の口火を切った。二回先頭。1ボールから128キロスライダーを強振。痛烈な打球は右翼線を転がり、二塁打として好機を演出した。続くサンズが左中間へ打球を運ぶと、二塁ベース上で打球の落下点を確認してから一気に加速。スライディングで先制のホームを踏んだ。

 初回2死一塁の守備では、岡本和の右前打をファンブルし、一走・丸の三塁進塁を許す失策があった。それでもミスを挽回する一打&好走塁を披露。「しっかり切り替えて先頭バッターというところで、塁に出ようという気持ちでしっかり振れました」と納得顔だ。

 3点リードの三回無死一、二塁では再び、メルセデスから二塁内野安打。この試合まで阪神戦通算防御率1・58だった左腕をあっさりと攻略した。

 佐藤輝は巨人戦に向け、試合前から燃えていた。「負けられない戦いだと思うので」。首位に立ち、ゲーム差を広げても倒すべき相手には変わりない。闘志全開に臨んだリーグ戦再開の初戦でマルチ安打を放ち、「いい打席が多かった」と自信を漂わせる。

 7連勝に貢献した佐藤輝は「すごいチームにとって大きいこと。明日もあさっても同じような戦いをやりたい」と約束した。

 この日の2安打でセ・リーグ本拠地では、甲子園が打率・310でトップとなった。本拠地で遺憾なく力を発揮しているスラッガー。四回には詰まりながらも、あと一伸びで本塁打という大飛球も放った。巨人はセ・リーグで唯一本塁打を放っていない相手だが、今カードで“セ界制覇弾”を実現させる。

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