阪神ドラ2伊藤将 7回1失点で藤浪にバトン 1カ月ぶり白星の権利を持って降板

 4回、岡島の打球に飛びつく伊藤将(撮影・田中太一)
 6回、16号ソロを放ち伊藤将とタッチを交わす佐藤輝(撮影・飯室逸平)
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 「楽天-阪神」(12日、楽天生命パーク宮城)

 阪神先発のドラフト2位・伊藤将司投手(25)=JR東日本=が、7回を投げ4安打1失点と好投し、勝利のバトンをブルペン陣に託した。

 立ち上がりから粘り強い投球を披露。初回、2死から四球と安打で一、二塁としたが、後続を抑えて無失点で切り上げると。二、三回は三者凡退に抑えた。

 唯一失点を喫したのは2点リードの四回。1死走者なしから島内に高めに浮いた131キロのカットボールを捉えられた。バックスクリーンへ運ばれるソロ。痛恨の一発で1点差に詰め寄られたが、最少失点に防いでリードを守った。

 八回からは2番手で藤浪がマウンドに上がり、交代。5月8日のDeNA戦以来、約1カ月ぶりとなる勝利投手の権利を持って降板した。

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