阪神 湯浅京己が1軍合流 ファームで153キロ計測 連投もクリア

 阪神・湯浅京己投手(21)が1日、1軍に合流した。甲子園での試合前練習に姿を見せ、このままプロ初昇格する見込みだ。3年目の今季は腰の疲労骨折などから復帰。5月8日のウエスタン・ソフトバンク戦で709日ぶりに公式戦登板を果たし、自己最速153キロをマークした。

 5月30日のファーム交流戦・巨人戦で復帰後初の連投をクリア。リハビリ組から外れたばかりだった。「今までお世話になった方々に恩返しするのが自分の目標。ただ投げるだけじゃなくて、1軍投げる姿を見せて、結果を出して喜んでもらいたい」と話していた。

 ◆湯浅京己(ゆあさ あつき)1999年7月17日生まれ、21歳。三重県出身。183センチ、81キロ。右投げ右打ち。投手。聖光学院、BC・富山を経て2018年度ドラフト6位で阪神入団。19年はウエスタン5試合で1勝2敗1セーブ、防御率4・26。20年は腰椎の疲労骨折の影響で公式戦登板なし。今季はウエスタン5試合で1勝1セーブ、防御率0・00。

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