阪神2軍・村上は4回3安打1失点 147キロ直球、89キロスローカーブで緩急自在
「ウエスタン、阪神-中日」(23日、鳴尾浜球場)
阪神ドラフト5位・村上頌樹投手(東洋大)が先発し、4回3安打1失点。球速80キロ後半のスローカーブと最速147キロを記録した直球との緩急で中日打線を翻弄(ほんろう)した。
初回は、先頭・渡辺に右前打を許したが、加藤を中飛、二盗を狙った渡辺を原口が刺して2死を奪い、最後は89キロのスローカーブで溝脇を投直に仕留めた。
二回は三者凡退に抑えた。だが、三回に先頭・山下に右翼へのソロを被弾。続く、堂上には四球を与えた。それでも、後続は断って最少失点に抑えた。
四回は1死から石川昂に中前打を許したが、続く遠藤の打席で二盗を狙った石川昂をけん制で挟殺プレーに。遠藤は一ゴロに打ち取り、マウンドを降りた。