阪神・ロハス、22日からの2軍戦出る!大山、ガンケル復帰間近…生き残りへ必死

 阪神の新外国人、メル・ロハス・ジュニア外野手(30)=前韓国・KT=が21日、広島3連戦の中止決定後にマツダスタジアムで行われた居残り練習に参加した。さらに22日からのウエスタン・中日戦(鳴尾浜)にも出場する予定。1軍生き残りを懸けて、とにかく必死だ。

 マルテやサンズなど主力組が帰阪する中、新助っ人はユニホームに着替えた。「タイミングであったりとか、細かな調整ができていないから。何とか早くアジャストして、自分の状態を100%にして、少しでもチームの勝利に貢献したい」。若手選手と一心不乱に汗を流した。

 ここまで7試合に出場して27打数2安打、打率・074。「日本の投手はモーションの中で少しタイミングを外したり、間を空けたり、変化をつけてくる」。18日・ヤクルト戦で22打席目で来日初安打となる1号を放ったが、19日・同戦は4打数無安打3三振に終わった。

 背中の張りで2軍調整中の大山が25日・ロッテ戦にも1軍復帰する見通し。右肩の張りで戦列から離れているガンケルも復帰間近で、昨季の韓国リーグMVP男は結果を求められる立場だ。22日は主力の多くが甲子園で練習するが、ロハスは外国人選手では異例ともいえる2軍戦出場で状態良化を図る。このままでは終われない。

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