阪神、今季初の2桁失点で4連勝ストップ 佐藤輝、ドラフト後新人最速10号も

7回、オースティン(手前)に勝ち越しソロを浴び、うなだれる小林(撮影・飯室逸平)
7回、DeNA・桑原に適時打を浴び悔しがる阪神・小野=横浜(撮影・金田祐二)
7回DeNA無死、勝ち越しソロを放ったDeNA タイラー・オースティン(左)を複雑な表情で見送る阪神・佐藤輝明=横浜スタジアム(撮影・高石航平)
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 「DeNA12-6阪神」(7日、横浜スタジアム)

 阪神は今季初の2桁失点でDeNAに敗れて、連勝は4でストップした。

 三回、無死満塁から糸原の併殺打の間に先制。続く四回には、ドラフト1位・佐藤輝(近大)が、ドラフト制後では新人最速の2桁本塁打となる10号ソロを放ち、リードを広げた。

 しかし、三回まで無安打投球を続けていたチェンが四回に突如、崩れる。4連打を浴びるなど逆転を許し、3回1/3を4失点(自責3)で降板した。

 それでも、六回に今季初スタメンの糸井が1号ソロを放ち、1点を返す。さらに、3点ビハインドの七回には糸原の中犠飛、マルテの左前適時二塁打などで一気に同点に追いついた。

 しかし、流れを引き戻したかに思われた七回。試合前の時点で防御率0・84と抜群の安定感を誇っていた小林が、DeNA打線につかまる。先頭・オースティンに左翼席へ勝ち越しソロを被弾すると、1死一、二塁では宮崎に右越え適時二塁打を浴びた。代わった小野も嶺井、桑原に適時打を許してこの回5点を失った。

 攻撃陣は計12安打を放ち、粘ってチャンスは作るも、あと1本が出なかった。

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