阪神初回猛攻6得点!佐藤輝は「悔しさぶつけた」満塁でやり返す 木浪は走者一掃

 牧と話す佐藤輝(左)=撮影・飯室逸平
 1回、2点タイムリーを放つ佐藤輝(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-DeNA」(24日、甲子園球場)

 3連敗中の阪神が先制に成功。「3番・一塁」で出場するジェフリー・マルテ内野手(29)が先制打を放ち、「6番・右翼」のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が2点適時打をマークした。

 初回、先頭の近本が右翼線二塁打で出塁し、続く糸原の一ゴロが進塁打となり、1死三塁の先制機でマルテが打席に入った。フルカウントから上茶谷のカットボールを叩きつけた。これが前進守備の三遊間の頭を越える適時打となった。

 1点リードとなってなおも1死満塁のチャンスとなって打席には佐藤輝。カウント1-2からの146キロ直球を右前にはじき返し、これで3点差となった。前夜は守りで痛恨の後逸。満塁の走者、打者走者も全て生還する“満塁タイムリーエラー”を犯したが、満塁できっちりやり返した。「昨日の悔しさをぶつけました。良いところで1本打つことができて良かったです」と佐藤輝もコメントした。

 ここで終わらないのはタイガース。3点リードの1死満塁では木浪が走者一掃の右越え3点適時二塁打を放ち、初回から大量得点差がついた。

 さらにドラフト2位・伊藤将司投手(24)=JR東日本=からうれしいプロ初安打もが生まれた。

 6点リードの初回1死二塁。カウント2-2から上茶谷の143キロ直球を完璧にジャストミート。強烈な打球は投手を襲い、中前へと抜けていった。

 野手顔負けな打撃を見せた伊藤将。大量得点を守り切り、2勝目をマークできるか。

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