阪神ドラ6中野、松山先輩の快挙に刺激 生きるメンタル助言「出し切れば大丈夫」

 阪神ドラフト6位・中野拓夢内野手(24)=三菱自動車岡崎=が12日、休日の鳴尾浜で代表取材に応じ、米男子ゴルフのマスターズを制した松山英樹(29)=LEXUS=に続く活躍を誓った。東北福祉大の先輩にあたり、大学時代にアメリカ遠征で対面した際、メンタル面に関する助言をもらったという。13日・広島戦(甲子園)もスタメン出場が濃厚で“森下撃ち”からレギュラー定着を狙う。

 休日の朝、驚きのニュースが目に飛び込んできた。東北福祉大OBの松山がマスターズ制覇。中野は大先輩の大偉業に刺激を受け、気持ちを高ぶらせた。

 「大学の先輩でもありますし、素直に自分自身もうれしい気持ちがありますし、本当にすごい記録を作られたんだなと思いました。自分も頑張らないといけないなという気持ちになりました」

 大学時代に3年連続で訪れたアメリカ遠征で松山と対面。世界で戦うオーラに圧倒された記憶と「技術より気持ちの持ちようだったりメンタルのことが多かった」と当時授かった助言を思い返した。

 中野も社会人からゴルフを始め、リフレッシュを兼ねてプレー。初ラウンドのスコアは120台も2度目に100切り。「クラブやバットの入れ方は似ている」。右打ちのゴルフから野球につながるヒントも得ている中、先輩の快挙に続く意気込みだ。

 10、11日・DeNA戦(横浜)では2試合連続でスタメンに抜てきされ、8打数4安打2打点と大暴れ。13日からは甲子園で広島3連戦で、初戦の先発は森下だ。「今までの成績を覆せるように。甘い球が来たら1球で仕留められるようにやっていきたい」。過去5戦4敗、虎の天敵撃ちで猛アピールを狙う。

 遊撃守備でも好守を見せており、レギュラー奪取のチャンスが到来している。「今までやってきたことを出し切れば大丈夫」。慣れない甲子園の黒土も積極果敢に乗り越える。

 プロ1年目の目標は新人王だ。松山との再会も楽しみに「お会いできたらやっぱり…ゴルフのことに関していろいろ聞けたらいいなと思います」と笑顔。同じ東北福祉大出身であり「(母校に)お世話になったので自分が活躍することが恩返しになると思う」とさらなる飛躍を誓った。

2023-11-05
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