阪神・佐藤輝のプロ初アーチで開幕2連勝!敵地では17年ぶり

 1回、プロ初安打初本塁打となる2ランを放ち、歓喜の表情でダイヤモンドを回る佐藤輝(撮影・飯室逸平)
 3回、タイムリー二塁打を放ち、ベンチに向かって手を上げる梅野(撮影・飯室逸平)
 3回、二塁打を放つ大山(撮影・飯室逸平)
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 「ヤクルト5-9阪神」(27日、神宮球場)

 阪神ドラフト1位の佐藤輝(近大)が特大プロ初アーチを放ち、チームを開幕2連勝に導いた。開幕から5打席目。阪神新人選手の初安打初本塁打は17年の大山以来となった。

 初回、大山、サンズの連続犠飛で2点を奪った直後、2死三塁から田口のスライダーを捉え、バックスクリーン上部に直撃させた。

 待望の一発に「打った瞬間にいったと思いました。これでプロ野球選手としての一歩目を踏み出すことができたと思うので、これから1本ずつ積み重ねていけるように頑張ります」と広報を通してコメントを寄せた。

 怪物ルーキーは七回に左前打を放ち、プロ初のマルチ安打を達成。直後には初盗塁となる二盗を決めた。

 打線は三回に梅野が右翼線へ2点二塁打。六回には糸原が中前適時打、九回には陽川が1号ソロを放った。

 先発青柳は5回2/3を7安打3失点と粘投。2番手岩貞は1回1/3を1安打無失点。3番手・小林は八回から登板し三者凡退に抑えた。

 開幕2連勝は19年以来2年ぶり、敵地では岡田監督時代の04年以来17年ぶりとなった。

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