阪神・秋山5回4安打無失点「ストレート良かった」4・1広島戦へ仕上がり順調

 力投する秋山(撮影・金田祐二)
 5回、左飛を好捕したサンズ(52)を笑顔で迎える秋山(撮影・高石航平)
 2回、ソロを放った佐藤輝(右)をタッチで迎える秋山(撮影・高石航平)
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 「オープン戦、西武-阪神」(17日、メットライフドーム)

 オープン戦では今年初先発となった阪神・秋山拓巳投手(29)が5回4安打無失点と好投を披露した。開幕ローテ当確の右腕の順調な仕上がりぶりがうかがえる87球だった。

 強力な“山賊打線”を手玉に取った。その立ち上がり。先頭の鈴木には7球を要したが、139キロ直球で空振り三振に仕留めると、続く源田も同球でバットに空を切らせた。3番・森はカーブ2球で追い込み、最後は二ゴロに抑えた。

 3点リードの二回は1死満塁とピンチを迎えたが、8番・渡部はバットをへし折り遊直に。最後は西川を三邪飛に打ち取り、本塁を踏ませなかった。

 「変化球が少し浮くことがありましたが、全体的にストレートは良かったと思います。西武打線は振ってくる打者が多いので怖さはありましたが、逃げることなく向かっていく投球をすることができたと思います。1人1人に対する球数が多くなってしまったので、もう少し少ない球数で打ち取っていけるように調整していきます」と球団広報を通じてコメントした。

 現時点では、開幕2カード目の4月1日・広島戦(マツダ)に今季初先発の予定となっている背番号46に、死角は全く見当たらない。

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