阪神・矢野監督 競争激化や!チェン&マルテ対外試合へ、糸井守備解禁、大山実戦復帰も
「阪神春季キャンプ」(24日、宜野座)
阪神・矢野燿大監督(52)が、キャンプ最終クールを前にさらなる競争の激化を予告した。
「競争が激しくなることがいいので。もちろん練習試合でも負けようと思ってないし、勝つに越したことはないけど、自分のたちのことをやれれば、いい野球ができるし、そこをしっかり高めていければいいと思うので」
いよいよ役者がそろう。2月中の実戦は27日の練習試合・中日戦(北谷)、28日の同・ヤクルト戦(浦添)の2試合を残すのみ。マルテのキャンプ初の実戦出場が予定され、糸井も守備を解禁する見込み。大山も実戦復帰する可能性が高い。
そして、新助っ人・チェンも実戦デビューを飾る。西勇の離脱、高橋の故障など投手陣にアクシデントが相次ぐ中、指揮官は「初めて投げるのは楽しみやし。どういうパフォーマンスを見せてくれるかなというのはあるけど、シーズンへの準備段階なんで、まずはしっかり見てみたいなと思います」と初登板を心待ちにしている。
ここまでドラフト1位・佐藤輝(近大)や同8位・石井大(四国ILp高知)らフレッシュな戦力が台頭。開幕まで約1カ月。ベテラン、助っ人勢の登場で、南国のバトルは一段と熱を帯びそうだ。