阪神・3番佐藤輝、4番井上スタメン出場 矢野監督期待込めた「未来の」夢オーダー

 阪神ドラフト1位の佐藤輝明外野手(21)=近大=が16日・楽天戦(宜野座)に「3番・三塁」で先発出場することが15日、分かった。三塁とクリーンアップでの出場はプロ初となる。

 サードは大学時代から慣れ親しんだポジションだが、ここまでキャンプの実戦4試合は左翼と右翼で出場。打順は1番と2番に座り、打率・385、1本塁打、3打点と結果を残してきた。

 12日の紅白戦で大山が腰背部の張りのため途中交代。翌13日は佐藤輝がシートノックで三塁に就いた。矢野監督は「やってみないと分からない」と有事に備え、サードでの実戦起用を示唆。佐藤輝も「いつどこでチャンスがもらえるか分からないので、どこのポジションでも出られるように準備していきたい」と意欲を語っていた。

 そして「4番・左翼」に座るのは井上。1軍初の4番で出場予定だった14日・広島戦は雨天中止となったが、首脳陣の期待は変わらない。「(昨季)ファームでずっと4番に座って、心構えがある。上の雰囲気とかもあると思うので、自分で感じ取れるところは感じ取りたい」とこちらも気合十分だ。

 プロ初の1軍キャンプでは同じ長距離砲の先輩だけでなく、糸原らタイプの違う選手にも打撃の心構えなどを質問。貪欲にレベルアップを図っている。

 3番・佐藤輝、4番・井上-。矢野監督が「ファンのみなさんに楽しんでもらえるような、未来のね」と期待を込めた夢のオーダーが早くも実現する。

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