【西山秀二氏の眼】阪神・藤浪 1つ気になった投球間隔の長さ、実戦でのテンポに注目

 「阪神春季キャンプ」(14日、宜野座)

 今クールはブルペンで阪神・藤浪の投球を見させてもらった。やはり直球はものすごい。ただ、先発に再挑戦していく上で、気になったことが1つがある。投球間隔が長いことだ。

 ワインドアップに戻して確認する点も多いのだろう。とはいえ、一球ずつ腕の振りを確認したり、投げ終えた後に前に3、4歩歩いて捕手に話し掛けたりしていた。さすがに試合ではあのリズムで投げることはできないが「練習のための練習」になっているのではないかと心配になった。

 藤浪は制球面に課題がある。試合で制球を乱して、テンポまで悪いと野手に悪影響が出る。ストライク率をいきなり5割から9割にすることは難しいが、投球リズムは自分で変えられる。本人も考えているとは思うが、今後の実戦でのテンポに注目したい。

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