阪神・秋山、藤浪は2回無失点 高卒2年目の井上が先制打 ドラ1佐藤輝は初安打

紅白戦で力投する阪神・藤浪晋太郎=宜野座(撮影・山口登)
6回、ソロを放つ阪神・小野寺暖=宜野座(撮影・飯室逸平)
6回、右前打を放つ阪神・佐藤輝明=宜野座(撮影・飯室逸平)
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 「阪神紅白戦、紅組3-7白組」(7日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 紅組の反撃も及ばず、白組が勝利した。

 白組の先発・秋山が2回無安打無失点の快投を見せると、二回に高卒2年目の井上が先制の中前適時打。昨季7勝を挙げた青柳の139キロを完璧に捉え、アピールに成功した。

 三回からマウンドに上がった2番手・藤浪も2回1安打無失点。最速156キロの真っすぐは威力抜群で、ドラフト1位・佐藤輝(近大)にはオール直球で空振り三振に斬った。

 その佐藤輝は六回の第3打席で待望の“プロ安打”をマーク。カウント1-2から谷川が投じた低めの変化球に食らいつき、しぶとく一、二塁間を破った。同2位・伊藤将(JR東日本)、同3位・佐藤蓮(上武大)、同8位・石井大(四国ILp・高知)の3人も“プロ初登板”した。

 紅組の「7番・一塁」で出場した育成の小野寺が六回に左翼席へ運び、“今季チーム1号”を記録。一方で中谷、高橋、同6位・中野(三菱自動車岡崎)に守備のミスが出るなど、課題も散見した。

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