阪神・斎藤 “球児塾”第1号 藤川SAに密着指導40分120球

 斎藤(右)を指導する藤川SA
 ブルペンで投球練習する斎藤。後方は藤川SA
 
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 「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座)

 阪神・斎藤友貴哉投手(26)が、“球児塾”1人目の門下生となった。ブルペン投球中、25球を投じたところで、捕手後方のネット裏から視線を送っていた藤川SAが歩み寄る。整地器具でプレートから捕手方向に真っすぐ1本のラインを引くと、密着指導が始まった。

 約40分の“熱血塾”。気付けば球数は120球に達していた。藤川SAから指摘を受けたのは「自身では気付かなかった」という投げる際の力を出す方向のズレ。自分の決めた枠の中に体を納めるように、正しいフォームを意識することで、実のある投げ込みができると教わったという。

 時折、レクチャーを受けながら視線や軸足の向きなどもじっくり確認。「最初はちょっと難しかったけど、(途中から)自分的にも納得してきて。キャンプの投げ込みの意味が分かったような気がしました」と手応えをつかんだ。

 4日に行われる紅白戦では、2イニングを投げることを明かした。昨季、先発に転向してプロ初先発も経験。今回は先発ではないものの「気持ちとしては先発」と強い気持ちを口にした。「アピールする立場。まずは明日が勝負」。球児塾での教えを生かし、先発ローテ候補に名乗りを上げる。

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