阪神・近本 沖永良部島へ恩返しだ!島民の温かさ「モチベーションに」
また新たに“島民”の思いを背負っていく。鹿児島県の沖永良部島での自主トレを終えた阪神・近本光司外野手(26)が26日、甲子園のクラブハウスを訪れ、自身の活躍で島の人たちへ恩返しすることを誓った。
コロナ禍で球場の手配が難しい状況下。専属トレーナーの仲林久善氏と二人三脚で行う自主トレの地に選んだのは、鹿児島県の奄美群島南西部に位置する島だった。
その理由を自身のインスタグラムで「淡路島の形に似ているのと、広場にバッティングケージを設置していただけるということで選ばせていただきました」と説明。13日間を過ごす中で島民の温かさにも触れ、「またここで自主トレしたいなぁって感じてきました」と記した。
決して充実した施設があるわけではない。その中でウエートトレーニング、バッティング、水泳などのトレーニングに励み、「その場所だけでできることをトレーナーと考えて。暖かいところでできたので良かった」とうなずく。
島を去る際には多くの島民が駆けつけ、子供らの「頑張れ~」の声援に見送られた。「(今後の)モチベーションになるでしょうね」と近本。地元・淡路島だけでなく、沖永良部島にも、グラウンドで躍動する姿を届けてみせる。