阪神・原口、難病発症のオリ西浦にエール「心の持ち方次第でどうにでもなる」

 阪神の原口文仁捕手(28)が27日、難病克服に挑むオリックス・西浦颯大外野手(21)を激励した。自身も大腸がんを克服し、アスリートとして復帰。過去に前例のない闘いを続ける中で「心の持ち方次第で絶対にどうにでもなる」と、熱い言葉でエールを送った。

 西浦は厚生労働省の特定疾患に指定されている「両側特発性大腿骨頭壊死症」を患ったことを公表。8割強が復帰困難とされた中で、前向きな言葉で発信を続けた。「この病気で復帰した人がいないなら、僕が最初の人になろうと思います」。原口も耳にしていた。

 「元気にグラウンドに戻ってくることが、たくさんの人に勇気だったり感動、励みを与えてくれると僕は思う」。原口も昨年1月に大腸がんを公表した。「がん患者の夢や希望になる」と手術、リハビリを経て同6月には、驚異的な回復力で1軍復帰。プロ野球選手としての使命が、復帰に向けた活力になった。

 西浦は2年目の昨季、開幕スタメンにも名を連ねた。今季は2軍戦でも対戦機会があり、素材の良さを肌で感じている。「治って、今までやってきた感覚とギャップを感じると思う。けど、そこは努力次第で絶対にいい方向に行く」。強い気持ちと覚悟で、難病を克服すると信じている。

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