阪神・梅野、選手会長退任「最高な時間でした」 新会長の近本を全力バックアップへ

 阪神・梅野隆太郎捕手(29)が11日、18年から今季まで担った選手会長の任期を終えた。チームの先頭に立って戦って来た3年間を「本当に最高な時間でした」と振り返るほど充実感をにじませた。

 「チームをまとめていくという立場の中で、この中で優勝したら最高だろうなとかすごい思った役員でもあった。本当に自分にとっては人としても、プロ野球界の中でも成長できたかなと思う」

 選手会長就任時は、右も左も分からなかったという。それでも年々、覚悟が備わっていった。「やっぱり(選手会長の)責任が自然と生まれたりとか、今この3年目になって本当に優勝したいなって、選手会長になって余計(思った)」と年々、優勝に導きたい気持ちが強くなった。

 18年は最下位に沈んだが、19年は3位、20年は2位と順位が上昇。21年は、来季3年目の近本が選手会長を引き継ぐ。梅野も新会長を全力でバックアップする考えだ。

 「(近本が)早いと思われるかもしれないけど、チームもいい底上げをしていかないといけない。もちろん分からないことはサポートします」。立場は変わるが、チームを優勝させたい思いは決して変わらない。来季も虎に欠かせない司令塔として奮闘していく。

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