阪神は７日、ジャスティン・ボーア内野手（３２）が今後の出場機会がないため、米国に帰国したと発表した。推定２億７５００万円の高年俸がネックとなっており、今季限りでの退団は決定的となっている。

　メジャー通算９２本塁打を放った実績を持ち、４番として期待されて来日。だが、左投手や日本の配球に苦しみ、９９試合で打率・２４３、１７本塁打、４５打点だった。１０月２２日に出場選手登録を抹消されて以降は、１軍に昇格する機会がなかった。

　ボーアは球団を通して「日本に着いたその日から、温かいご声援をいただきありがとうございました。ファンのみなさんの声援は私に届いていて、すべてが私の力になっていました。タイガースファンは最高です。そして、素晴らしいチームメートたちとタイガースの一員としてプレーできたことを誇りに思います。もちろん、日本食はおいしくこの日本という国は最高です！たくさんの応援をありがとうございました」とコメントした。

　また、来季はサンズの残留は有力。スアレスにも残留オファーを出すとみられるが、メジャーへ移籍する可能性がある。マルテ、エドワーズ、ガンケルは微妙な状況。ガルシアは退団が決定的となっている。