退団決定的の能見が好投 矢野監督「いろんな思いを持ってマウンドに立って…」

 7回、三者凡退に抑えた能見は拳を握り締めながらベンチに戻る(撮影・北村雅宏)
7回、リリーフカーを降りてマウンドに向かう能見(撮影・北村雅宏)
 7回から登板する能見(撮影・北村雅宏)
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 「阪神5-9広島」(22日、甲子園球場)

 今季限りで阪神を退団することが確実になった能見篤史投手(41)が七回に登板。広島下位打線を相手に6球すべて直球を投げ込み、ピレラを左飛、上本を中飛、そして代打・羽月を三塁ゴロに打ち取ると、大きな拍手に包まれた。

 矢野監督は「テンポ良く抑えられたしね。能見自身もいろんな思いを持ってマウンドに立って、そういう雰囲気というのはあったと思う」と思いを述べた。

 22日までに球団から来季の戦力構想外を伝えられた能見は同日、球団広報を通じてコメントを発表。「内容について自分の口からお伝えすることはありません」としたものの、「球団から今後について話があったのは事実です」と認めた。

 阪神退団が決定的となったことを受け、「ファンのみなさんにお伝えしたいことは、タイガースのユニホームを着て、みなさんの前でプレーするのは今季が最後になるということです」と明言。「チームはまだシーズンを戦っている最中ですので、目の前の試合に集中していきます」と残り試合に全力投球することを誓っていた。

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