阪神・矢野監督 2打席連発の大山に「今日は本当に申し分ないバッティング」

7回、2ランを放った大山(3)を矢野監督(中央)は指で21のサインを作って迎える(撮影・北村雅宏)
勝利を収め、阪神・矢野燿大監督(左端)らから迎えられる阪神・大山悠輔(右から2人目)=ナゴヤドーム(撮影・北村雅宏)
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 「中日4-8阪神」(18日、ナゴヤドーム)

 阪神が大山悠輔内野手の2本塁打6打点の猛攻などで中日戦5連勝を飾った。2点を追う六回に大山が自身初の20号となる満塁本塁打で逆転。七回には2打席連続となる21号2ランを放った。

 試合後、矢野燿大監督は大山について「あのワンチャンスで仕留めてくれたっていうのは価値が高い。次のホームランも、取られた後やったっけ。その場面で、完璧に打ったというよりは、ちょっと泳いだ形でもホームランにできるのは、やっぱり下の粘りとか、そういうものがあってのこと。今日は本当に申し分ないバッティングを見せてくれた」と称賛した。

 これでリーグトップの岡本に並ぶ21号となった。「ここまで来たら、まずは30というのが本人の目標になってくると思う。数字を追いかけるのも大事やけど。あいつも今日みたいにチームが勝つとか、流れを変える1本という中の数が増えていけばいいというふうに考えていると思うしね。チームを勝たせるための1本が30になっていけばいいし、もっともっと増えればいいんでね」と期待した。

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