阪神打線 六回まで苦しい戦い 巨人メルセデスにわずか2安打

2回、左前打を放つ阪神・サンズ=甲子園(撮影・飯室逸平)
5回、内野安打を放つ阪神・ボーア=甲子園(撮影・飯室逸平)
4回、阪神・糸原は遊飛に倒れる=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神-巨人」(7日、甲子園球場)

 首位・巨人相手に、負けられない一戦を迎えた阪神だが、六回まで打線が散発の2安打で3点をリードを許す展開だ。

 試合は近本、木浪の失策が響き、5回までに3点を失った。一方、打線は「2番・二塁」に糸原を起用。右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折し、リハビリを経た主将が47試合ぶりにスタメンに名を連ねた。

 だが、打線は今季3戦2勝の先発メルセデルに苦戦。六回まで、得点圏に走者を進めることすらできず、サンズ、ボーアの1安打ずつとチャンスメークできない。

 負ければ連敗で、巨人との差は今季最大タイの8・5に開く。さらに早ければ10日にも自力優勝の可能性が消滅する。終盤の攻撃で意地を見せたい。

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