阪神園芸がまさに“神整備” 甲子園2度の豪雨も予定通り試合開始

試合前、ベンチで円陣を組む阪神ナイン=甲子園(撮影・山口登)
グラウンドを整備する球場関係者=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神-巨人」(7日、甲子園球場)

 これぞ“神整備”だ。この日の甲子園は午後1時台に約20分間、強烈な風を伴う豪雨が甲子園に降り、シートの敷かれていなかった内野は一度、水浸しになった。

 その雨がやんだ後には晴れ間ものぞき、残った水たまりを阪神園芸の職員が必死に取り除いていたが、巨人の選手が練習開始のためグラウンドに続々と姿を現し始めた午後3時20分ごろから上空が暗くなり始め、その後、強烈な風とともに一気に横殴りの細かい雨が降り始めた。

 雨は20分近く続いて再びグラウンドは再び水浸しとなったが、その後は青空が広がり、驚異の水はけの良さで見る見るうちに乾いていく。

 あとは阪神園芸が残った水たまりから懸命に水抜きを行い、試合開始予定時刻の15分前、午後5時45分には内野にきれいな白線が引かれ、準備は万端。水はけを良くするために年間を通してのコンディション作りと、降雨時の対応力。“神整備”のおかげで、2試合連続の中止は避けられ、試合は予定通り午後6時に開始される見込みだ。

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