阪神・岩崎「緊張」プロ初S 2死一、二塁のピンチしのぐ スアレスは休養日

 9回のマウンドへ向かう阪神・岩崎優
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 「阪神4-3ヤクルト」(3日、甲子園球場)

 阪神の岩崎がプロ初セーブを挙げた。

 1点差の九回にマウンドへ。先頭・坂口に左前打を許した。それでも続くエスコバーを中飛、代打・広岡を空振り三振に斬った。

 続く代打・中山を四球で歩かせ2死一、二塁と一打同点のピンチを招いたが、それでも最後は山崎を二ゴロに仕留めて、試合を締めくくった。

 「普段あまり緊張しないんですけど、きょうは緊張しました。とにかく0点で終わればいいと思ったので、目の前のバッターに集中しました」と振り返った。

 プロ初セーブに「緊張してたので。普段と同じ様に八回表だと思って投げようと思ったんですけど…九回でした」と笑いを誘った。

 引退を表明した藤川球児に関する問いには「ここではいい表せないものがあるんですが、最後のマウンドには球児さんがいると思うので、そこに向かって突き進むだけです」と誓った。

 守護神・スアレスは試合がなかった8月31日を挟んで4連投。この日、登板すれば5連投、そして3連戦3連投となるため休養日に充てた。

 矢野監督は「きょうはベンチに入れませんでした。ベンチにいると使いたくなるので、帰れと言いました」と説明した。

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