阪神27回連続無得点 2試合連続完封負けで屈辱の東京ドーム5戦5敗 4位転落

 「巨人8-0阪神」(19日、東京ドーム)

 次々とスコアボードに0が刻まれていった。阪神は10回延長引き分けに終わった16日の広島戦初回に2点を取ってから、前日の完封負けも合わせて18イニング無得点で今日の一戦を迎えた。

 この日も巨人先発メルセデスを前に2イニング無失点に抑えられ、今季ワーストの20イニング無得点に並んだ。さらにメルセデスが左肘のコンディション不良で降板後も三、四回を2番手・田中豊から得点ができず。その後も大江、大竹、高梨、中川、ビエイラと小刻みな継投となった巨人の7投手を前に無得点に終わり、実に27イニング無得点。2試合連続の完封負けとなった。

 一方、阪神先発のガルシアは初回、岡本に先制適時打、丸に犠飛を打たれて2失点。さたに六回にはまたしても岡本に外角のツーシームを右翼席に運ばれ、点差を3点に広げられる。

 七回には2番手・望月が坂本に中越え適時打、松原にプロ初打点となる適時打を左前に運ばれ、さらに丸には3ランを浴びて、この回5点を献上してしまい、完敗となった。

 これで阪神は今季、東京ドームで開幕から5戦5敗。前日に1988年の東京ドーム開場以降、初となる4戦4敗を喫したが、さらなる屈辱となった。また2試合連続完封は昨年の6月30日・中日戦~同7月2日・DeNA戦で喫して以来。巨人戦での2試合連続完封負けは昨年4月20、21日(甲子園)以来となった。

 中日が勝ったことで阪神は4位に転落。何とも厳しい敗戦となってしまった。

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