阪神・ガルシア、巨人・岡本にやられた 適時打&1発浴びて6回3失点

6回、巨人・岡本(手前)にソロを浴びた阪神・ガルシア(撮影・堀内翔)
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 「巨人-阪神」(19日、東京ドーム)

 先発した阪神のオネルキ・ガルシア投手(31)が6回を投げ、7安打3失点。先発投手としての役割を果たしたが、初回に2失点し、巨人に流れを渡したことが痛恨だった。

 「初回はコントロールできていない部分があったし、そのあとはしっかり修正することはできたかなと思うけど、悔しいね」

 その立ち上がり。1死から俊足の松原に二塁内野安打を許すと、続くウィーラーがランエンドヒットを成功させ、右前打を放ち、松原は一気に三塁へ到達。ここで前夜、高橋から決勝ソロを放った岡本に回った。

 初回からいきなりのピンチ。フルカウントから低めを突いたが、スライダーをうまく左前へ弾き返され、先制点を献上。続く丸にも左犠飛を許し、2点を奪われてしまった。

 二回から三回までは低め低めを突く丁寧な投球を続け、無安打投球。四回は中島や大城に安打を浴びる場面もあったが、北村を三ゴロ併殺打に打ちとるなど持ち味の投球を発揮。五回は特に圧巻で、先頭の吉川尚を見逃しの3球三振に抑えると、続く坂本を右飛。最後の松原も137キロスライダーで見逃し三振で3アウトに刻んだ。

 ただ、またしても六回に岡本に打たれた。外角のツーシームを右翼席に運ばれ、点差を3点に広げられてしまった。同じ打者に二度やられたことは悔しい。ファイティングポーズを崩すことなく、投げ抜いた108球。細かな課題を修正して、次回こそ今季2勝目をつかみ取る。

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