阪神サンズも満塁弾!ボーアと競演 助っ人コンビの1試合2満弾は球団初
「ヤクルト-阪神」(28日、神宮球場)
阪神が四回、ジェリー・サンズ外野手の6号満塁アーチで、さらに4点を追加した。二回にはボーアが7号のグランドスラム。助っ人選手が1試合2本の満塁アーチを放つのは球団史上初。
この回、2死満塁のチャンスで打席にサンズ。2-2からの5球目、148キロの直球を狙った。コースに逆らわなかった打球は、ライナー性のまま右翼ポール左に突き刺さった。22日の広島戦以来、5試合ぶりの6号。満塁弾は来日初となった。
「前の打者たちが良い仕事をしてくれて、チャンスを作ってくれたから、良い球を待ってしっかりたたこうと思っていた。最高の仕事ができたし、ボーアとそろって満塁ホームランを打つことができるなんて信じられないし、とても興奮しているよ」
サンズは二回に中前打を放つと、三回には右前適時打。早くも3安打猛打賞を記録するなど、7月に入って打撃好調が続いている。
2本の満塁アーチで、4回までに11安打13得点。打線爆発でリードを広げている。