阪神7月勝ち越し決めた!満塁で北條が逆転打 青柳がリーグトップタイ4勝目

 「中日2-5阪神」(24日、ナゴヤドーム)

 阪神が最下位の中日に逆転で勝利。7月の月間勝ち越しを決めた。今季、ナゴヤドームの連敗を3で止め、再び貯金1とした。

 矢野監督は中谷、植田を今季初めてスタメンで起用。さらに陽川を「1番・左翼」で使った。中日の先発・大野雄を攻略すべく大幅に、スタメンを入れ替えた大胆采配も光った。

 試合は二回、先発の青柳が制球を乱し、2死一塁から連続四球。満塁のピンチを背負うと、井領に2点適時打を浴びて先制を許した。それでも、以降は尻上がりに調子を上げる粘りの投球。6回2安打2失点で、七回に代打を送られた。

 打線はその七回、1死から3連続四球を選び、満塁のチャンスを作った。ここで打席に北條が立つ。前の打席では、1死一、三塁の同点機で空振り三振。汚名返上をを誓った打席で、4番手の左腕・岡田と対した。

 2ボールからの3球目。141キロの直球をフルスイング。前進守備を敷いた左翼手の頭上を越え、走者一掃の逆転タイムリーになった。

 「チャンスで凡退していたので、何としても取り返す気持ちで打ちました。(青柳)ヤギさんも頑張ってくれていたので、逆転することができて良かったです」

 さらにサンズも中前打で続き、一挙4得点。鮮やかな逆転劇でリードを3点とした。

 この攻撃で青柳も勝利を手にし、4勝目。リーグトップの菅野(巨人)、小川(ヤクルト)に肩を並べた。

 「立ち上がりからボールが先行してしまい、無駄な四球を出してしましたが、そこから何とか修正することができました。逆転してくれた野手の方々に感謝です」

 七回以降は馬場、岩崎、スアレとつなぎ、スアレスが5セーブ目。藤川の復帰後、初めてセーブシチュエーションだったが、この日の登板はなかった。

 25日の第2戦は西勇が先発予定。エースでカード勝ち越しを決めたい。

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