阪神・秋山「やり返す」前回登板で初黒星…14日先発へ気合「早く投げたい」
阪神・秋山拓巳投手(29)が13日、甲子園室内練習場で投手指名練習に参加し、14日・ヤクルト戦(甲子園)の先発へ意気込んだ。先週は雨天中止の影響を受けて1軍登板なし。1日・中日戦(ナゴヤドーム)は五回途中6失点で初黒星を喫しただけに並々ならぬ決意でツバメ狩りに挑む。
「前回はしっかりと投げられていない。やり返すつもりで調整してきました。1週(登板が)飛んでいるので、早く投げたい気持ちで過ごしていました」
6月25日のヤクルト戦に今季初登板、6回0/3を6安打無失点と好投。それでも油断はない。「球場も変わりますし、今首位なのでしっかり勝てるようなピッチングをしたい」と引き締めた。
甲子園6連戦から最下位脱出を図る。ヤクルト3連戦は初戦秋山に続いて、2戦目は中5日でガルシア、3戦目は中17日のベテラン中田を投入する。2人はこの日、ブルペンに入り準備を整えた。週末17日からの中日3連戦には青柳、西勇、岩貞の3本柱が控える。今週も雨が予想され、3投手の中5日登板も考えられたが、中6日で万全を期す方向だ。
12日に守護神・藤川が右肩コンディション不良のため戦線離脱。先発陣にとって正念場となる。秋山は「先発としてやっぱり長いイニングを投げることが仕事だと思う。助けてもらうことが多いので、1個でも多くのアウトを取れるように投げていきたいです」とキッパリ。投手陣が一丸となって、“藤川ショック”を乗り越える。