阪神・藤浪「時間かからない」 全快へ上々ブルペン再開 捕手立たせ直球のみ20球

 “全快モード”に近づいてきた。阪神・藤浪晋太郎投手(26)が12日、甲子園室内での練習に参加し、ブルペンに入った。捕手を立たせた状態で直球のみ20球。平田2軍監督が「すごかったよ。ピッチング自体はもう問題ない」と太鼓判を押したように、迫力満点の投球となった。

 3日の2軍練習試合・ソフトバンク戦(鳴尾浜)で、右胸に違和感を訴えてイニング途中に降板。右胸の軽度の筋挫傷と診断を受けた。9日のキャッチボール再開から段階を上げてブルペン入り。ステップアップした藤浪自身の感触も上々で「違和感もないですし、そんなに時間はかからないかなと思います。焦りすぎての再発が一番いけない。そのバランスを取りながらやっていこうと思います」と冷静に話す。

 甲子園で今春センバツに出場予定だった32校による交流試合開催が決定。かつて甲子園で輝いた右腕は「いいことだと思います。いち高校野球OBとしても」と素直に喜んだ。母校の大阪桐蔭も出場予定で「舞台が用意されることはいいこと。大会がなくなって悔しかったでしょうし、夏の大会の代替もできればいいかなと思っていますけど」。2012年の春夏連覇投手は、さらなる“救済策”を求めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス