阪神・及川“プロ初登板”で150キロ 1回1安打無失点の上々デビュー
「阪神2軍練習試合、阪神-ソフトバンク」(2日、鳴尾浜球場)
“プロ初登板”で150キロをマークした。阪神ドラフト3位・及川雅貴投手(19)=横浜=がドラフト1位・西純の後を受け、九回から登板。1回1安打無失点と上々デビューだ。
持ち味の直球が光った。先頭の柳町は2球連続で直球を選択。146キロ直球で遊ゴロ。続く将来の4番候補として期待されるリチャードにはカウント0-2からの3球目でボールとなったが、これが150キロを計測。そしてリチャードを133キロのスライダーで空振り三振に斬った。
続く釜元には中前打を浴び、三者凡退とはならなかったが、九鬼を146キロ直球で遊ゴロに抑え、初登板を終えた。
高校時代は最速153キロを計測した逸材がその一端を示したマウンドだった。