阪神・小幡は陰性 虎風荘クラスターひとまず回避 現在は平熱も寮での自室隔離は継続

 阪神は3日、小幡竜平内野手(19)のPCR検査の結果が「陰性」だったことを発表した。小幡は1日夜に発熱。感染した長坂の濃厚接触者として認定されており、2日に同検査を受けていた。兵庫・西宮市内の選手寮の寮生である小幡の感染が回避されたことで、寮内での二次感染という最悪の事態はひとまず免れた形だ。

 ひとまず最悪の事態は免れた。小幡が受けたPCR検査の結果が3日夕方に「陰性」だったことが判明。球団から新たな感染者が出るという事態はひとまず回避された。

 小幡は1日夜に発熱。せきや、味覚などの異常はなかったが、2日朝にも37・7度の発熱および倦怠(けんたい)感があるため、球団は西宮市の保健所に連絡。兵庫県内の病院で検査を受けていた。3日午前には平熱に戻っており、倦怠感などの症状も見られないという。

 阪神では先月14日の会食に出席していた藤浪、伊藤隼、長坂の3選手が同26日に行ったPCR検査で感染が判明。小幡は長坂と選手寮「虎風荘」内で24、25日に食事を共にしていたことから、濃厚接触者に認定されていた。小幡は14日の会食には参加しておらず、もし今回「陽性」の結果が出ていれば寮内での“二次感染”という事態に陥っていた。

 球団では今後も念のため、小幡の寮での自室隔離を継続。保健所の指示に基づき、経過観察および体調報告を行っていくという。この日午前に行われた対策連絡会議に出席した谷本球団本部長は「結構、成果はありました」と専門家からアドバイスを受けたことを明かしており、引き続き寮内でのクラスター発生回避へ向け、最善の策を講じていく。

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