阪神ドラ2井上、初安打が同点適時二塁打「ファーストストライク仕留められた」

 8回、阪神・井上広大は左中間に同点適時二塁打を放つ
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 「オープン戦、阪神-巨人」(8日、甲子園球場)

 阪神ドラフト2位・井上広大外野手(18)=履正社=が“プロ初安打&初タイムリー”で魅せた。球団高卒新人のオープン戦安打は2006年2月26日・オリックス戦で前田大和が記録して以来、14年ぶりとなった。

 「ファーストストライクで仕留められたのはよかった。打った時の歓声はなかったんですけど、ベンチのみなさんが叫んで、手を上げてくれたのがうれしかったです。ナイスバッティングと言われ、ハイタッチをしました」。

 場面は1点ビハインドで迎えた八回1死一塁。巨人2番手・鍬原がカウント1-1から投じてきた低目の直球に反応。打球は同点となる左越え適時二塁打となった。自身の武器である左方向への長打を見せつけた。

 この日の井上は六回の守備から右翼で途中出場。1軍に合流した前日7日の日本ハム戦で“デビュー”を果たし、昨夏の甲子園決勝以来となる聖地での試合を経験した。

 また、この日1軍に合流したドラフト5位の藤田健斗捕手(18)=中京学院大中京=が九回の守備から出場した。

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