阪神新助っ人ガンケル「ゴロを打たせる投球で長い回を投げたい」196センチ右腕入団会見

 阪神の新外国人、ジョー・ガンケル投手(28)=前マーリンズ傘下3A=が28日、同じく新入団となるジョン・エドワーズ投手(32)=前インディアンス傘下3A=とともに、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見を開いた。

 196センチの長身を誇る大型右腕はスリークオーター気味に腕を振る投球フォームが特徴。メジャー未経験ながらマイナー通算172試合の与四球率が驚異の1・49と、抜群の制球力を誇る。自ら「三振を取れるタイプではない」と話し、「ゴロを打たせる投球で長いイニングを投げることができれば、日本でも活躍できると思っている」と胸を張った。

 昨季は3Aで8勝。アメリカでの実績は劣るガンケルだが、先発ローテーション入りが期待される。1年契約で年俸は50万ドル(約5500万円)。今回はメガン夫人をアメリカに残して単身での来日。「阪神タイガースの名前は知っていたし、日本の野球に興味を持っていた。一日でも早く日本の野球、タイガースの野球に慣れて、頑張っていきたい」と意気込む。NPB統一球を早くから取り寄せて練習するなど“ジャパニーズドリーム”へ向けて意欲満々だ。

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