西 初のGG賞受賞「梅野と同時うれしい」セ移籍1年目は5人目

 プロ野球の守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデングラブ賞が31日、発表された。阪神からは梅野隆太郎捕手(28)がセ・リーグ捕手部門で2年連続、西勇輝投手(28)が同投手部門で初受賞した。阪神投手の受賞および阪神バッテリーの同時受賞は1972年の同賞制定以来、球団史上初。

 西は自身初めてゴールデングラブ賞を受賞した。「目標としてきたこの賞を受賞することができ、非常に光栄です」と喜びを表現。パ・リーグからセ・リーグに移籍1年目での受賞は12年ぶり5人目で、投手では00年・工藤公康(ダイエー→巨人)以来、19年ぶり2人目の快挙だ。

 今季はチームトップの10勝を挙げた。守備面では広島・大瀬良と並んでリーグトップタイの無失策。「自分の中で大切にしてきた」という守備に高い意識を持ち“9人目の野手”としての姿勢が結果になった。

 喜びを倍増させたのは、女房役・梅野との受賞だ。「1年間バッテリーを組んできた梅野と同時に受賞できたことがうれしいです」と右腕。手に入れた勲章を胸に、新たなシーズンへと向かう。

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