履正社・井上、2位指名に笑顔「ホームラン王になりたい」 思い出は「マートン選手」
「プロ野球ドラフト会議」(17日、グランドプリンスホテル新高輪)
履正社・井上広大外野手(3年)は、豊中市内の同校でドラフト会議の行方を見守り、阪神からの2位指名を喜んだ。
「夏の大会でも甲子園でホームラン打ってるのでいいイメージを持ってるので、阪神に入ってもがんばりたいです」
今夏の履正社の全国制覇をけん引した4番で高校通算49本塁打。決勝では星稜・奥川恭伸投手(3年)から逆転弾も放っている。過去、甲子園での阪神戦の観戦歴もあるが「マートン選手が印象に残ってます」と話すと、見守ったチームメートから笑いも起こった。
阪神の印象については「矢野監督さんも含めて情熱的というか気持ちを前面に出すチームだと思うので、それに応えられるようにがんばりたい」と気合い。また、ライバルについては「中日に指名された石川選手です。高校のジャパンでもホームランを打ってるのでそれに負けないようにがんばりたい」と気持ちを込めた。
目標については「ホームランバッターになりたい。40本以上打ちたいです。ホームラン王になりたいと思います」と笑顔を見せていた。